Tigerlandの明日はどっちだ！: 2008-07

M4/M16用ピストルグリップ。
左上：Command Arms Accessories UPG-16 (TAN)
右上：Magpul MIAD(MIssion ADaptable) Grip (Flat Dark Earth)
左下：ERGO M4 SUREGRIP Right Hand (Coyote Brown)
右下：TangoDown Rifle Grip BG-16 (Flat Dark Earth)
全て実銃用。

同じ位置からの比較。過去の記事でも触れたが、WAのロアーレシーバーが若干短いため、いずれのグリップも後ろにはみ出している。特にERGOとMagpulはエンドプレートに干渉する位置までグリップが延長されているので目立つ。TangoDown以外のグリップは親指と人差し指の間に当たる部分が盛り上がっているので、若干トリガーが遠くなる(Magpulは調整可能)。握った感覚で一番細く感じるのはTangoDown、その後A2オリジナル < ERGO < Magpul < CAAの順。

グリップエンドから見た画像。いずれのグリップも内部はストレージスペースになっている。TangoDownはグリップ前方がトリガーガード基部まで延長され、中指への当たりがスムースになっている(トリガーガードのフォールディングは出来ない)。

CAA UPG-16には前後各3枚のパネルが付属し、組み合わせで大きさを調整できる。コアとなる基本部分は硬質プラスチック、前後のパネルは軟質プラスチックで出来ていてピンを用いて固定する。頻繁に交換する物ではないが、パネルの交換はグリップを取り外さないでも出来る。厚みが33mmと厚いため、もっともコンパクトな組み合わせでもそれなり太い印象。サムレストというほどではないが親指がかかる出っ張りがある。

今回の4つのグリップの中でストレージスペースは最大の容量だが、形状の関係でCR123Aリチウム電池は1つしか収納できない。また収納した物が動くとカチャカチャと音がするため、スポンジ等で隙間を埋める必要がある。フタに防水機能や脱落防止の工夫も見られない。

ERGO SUREGRIPは芯となる硬質プラスチックを柔らかな感触のソフトラバーで包み込んだ構造。滑らかなテクスチャーのわりに滑りにくく、特に雨天に効果を発揮する。画像のモデルは右利き専用でサムレストを備える。他に左右共用のモデルもある(左専用は無い)。内部には2本の筒状のスペースがありCR123Aリチウム電池を2本収納できる(片側のスペースはフタの脱落防止に使われていて使用できない)。2本収納しても縦方向に隙間があるが、新品時に付いているスポンジを潰して使えばクッションとなり音の発生は防げる。グリップの厚みは27.7mmで4個中一番薄いが幅があるのでA2グリップより多少太く感じる。

Magpul MIADグリップも前後のパネルを変更して太さを変えられる。画像はBASICキットで前2枚/後3枚の構成だが、FULLキットは前が2枚追加され計4枚となりトリガーガード一体のデザインも選べる。素材は硬質プラスチックで表面はギザギザした独特のテクスチャー。厚みは31mm。

収納スペースはモジュール構造となっていて用途に合わせて様々なパーツを収納できる。標準は5.56NATO弾×3発が収まるタイプ。その他CR123A電池用やAAAアルカリ電池用、画像には無いがファイアリングピン用などがある。それぞれ専用設計のため収納したパーツがガタガタ動く事はなく音も最小。

TangoDownのBG-16はオリジナルのA2以上にスリムなグリップ。素材は硬質プラスチックでMIADと同様ギザギザのテクスチャーで滑りを押さえる。内部には2本の筒状のスペースがありCR123Aリチウム電池を2本収納できる。ゴム製のフタが電池の押さえになり音もしない。他の3つのグリップはいずれも親指がかかる出っ張りがあるが、BG-16は上から下に向かってスムースに広がる形状でサムレストは無い。

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SafarilandのRapid Light System(RLS)は素早く装着できるハンドガン用のウェポンライト。他のライトシステムに比べ装着に要する時間が極端に短いので、基本的には銃とは別に携帯し必要時に装着する。このためホルスターも通常の物が使用できる。ライトはオフセットしてマウントされるため操作性も良い。左右どちらにもマウント可能。

ベルトクリップが付いているので、ベルトに引っ掛けて携帯できる。